『てとてトライオン！』人気投票

No.2199 - 137票目：【ガッツが足りなきゃ根性で補えばイイじゃない！】　#10.HEART TO HEART　／　■獅子ヶ崎ロード・てまー班　ガードロボ群を足止めする鈴姫と鷹子。　鈴「ロボ、タイガーパンチ！」　鷹「破ッ！　――鷲塚達は、まだなのか!?」　手「――トライオン確認！　ガードロボの制御系、回復します」　正常稼動するガードロボ群。　鷹「ふぅ…何とかなったか」　手「お疲れ様でした。鷹ちゃん、胡桃沢さん」　鈴「――ロボ？　十倉先輩、タイガーの様子が…！」　跪き黒煙を噴くコンパチタイガー。　手「これは――動力炉が暴走してます。マズイですね…このままでは大爆発します」　鷹「何だと!?　胡桃沢、早くロボを離れさせろ!!」　鈴「何とかならないんですか!?　そうだ、鷲塚先輩なら！」　手「すみません。ハードの暴走はトライオンでは…」　鈴「タイガーは、私達の仲間なんです！」　鷹「…ん？　何か聞こえないか？」　タ「…ワタシハ…タイガー…」　鈴「ロボ!?」　タ「…ミンナノ…ナカマ…」　手「ガードロボが人語を…」　鷹「信じられん、意思を持ったというのか!?」　タ「…ワタシハ…ウチュウヘ…ミンナ…タスケル…」　鈴「やめて、タイガー!!」　タ「…サヨナラ鈴姫（ボス）…ココロ…ヲ…アリガトウ…」　飛び去るコンパチタイガー。やがて空に小さな閃光が煌く。　鈴「タイガー……警備部一同！　我々を救った勇者に、敬礼ッ!!」　鈴姫の号令で周囲の警備部員とガードロボが一斉に敬礼する。　■同・サマー班　慎「うおぅ!?　何だ、いきなり？」　ち「ガードロボが…敬礼？」　夏「なんか、向こうは盛り上がってるみたいだね～」　後方を覗き見る夏海。　ち「慎一郎くん」　慎「ん？」　ち「あのね…心を、ありがとう」　頬を染めてウインクするちさと。　慎「え？　あ…ぅ…」　ち「うふふ…」 (2008年10月6日 19時30分)